先日、050-3176-2260から事務所に電話がありました。出てみると「Googleパートナーズと申します。オーナー様ですか?」と・・・
050-3176-2260は「Googleパートナーズ」!? でもそれって何?
私は行政書士事務所を経営していますので、営業電話の場合もたいていは「先生はいらっしゃいますか?」と言われることが多いのですが、今回はあまり聞き慣れない「オーナー」という言葉。思わず「はい?」と聞き返してしまいました。
電話口の男性はさらにこう続けます。
「マイビジネスの件でご連絡しております。最近はマイビジネスは更新しておられますか?」と尋ねてくる。この時点で「(あ〜、営業電話か)」と気付きました(遅い?)。ちなみに私の事務所ではGoogleに広告も出していたので、一瞬、その件でGoogleから電話が来たのかと思ってしまいました。
私が「マイビジネスって何のことですか?」と尋ねると、「Googleのマイビジネスです」と言ってます。そして「オーナーのところでは新規の顧客は現在も募集していますか?」と尋ねてきます。
どうもこの「オーナー」という表現になじみがなくしっくりこない。別に「先生」と呼ばれたいわけではないけど、士業事務所に営業電話を架けてきて「オーナーは・・・」という人はあまりいない。自分が行政書士事務所に電話していることをわかっているのだろうか?と思ってしまいます。
でも、ブログのネタにいいかなと思い、さらにいろいろ聞いていくと・・・
何やら自社のサービスを売りたいらしい(そりゃそうです)。そして「マイビジネスに表示できる新しい項目があるので、その点についてあらためてお時間を取っていただき、ご説明をしたい」と言うのです。
いちおう、こちらもウェブ関連はプロなのでどんなサービスを提供している会社なのか、そしてそれはどんなサービスなのかを知りたいと思い、翌日の午前中でアポイントを取りました(本当は「今からどうですか?」と言われたが、あいにく予定が入っており翌日にしてもらいました)。
ただ、そのアポイントの際に先方は「電話ではなくGoogle Meetを使いますのでメールアドレスを教えていただけますか?」と尋ねてきました。
私が「Googleに登録してあるメールアドレスに送ってください」とお伝えしましたら「わかりました」との返事。
で、翌日。
約束の時間になっても電話はかかってきません。当然、Googleに登録してあるメールアドレスにも何も連絡がありません。
そう言えば、2度ほど「新規の集客は今もされていらっしゃるということでよろしいでしょうか」と聞いていた。
私は「ええ、もちろんです。ただ有料のサービスの紹介ということでしたら利用する予定はありませんが」と伝えましたので、あまり脈がないと思われたのかもしれません。だとしてもアポイントを取っておきながらすっぽかすってどうなのでしょう?
ちなみに「Googleパートナー」というのはコレです。
もちろん会社名ではありません。Google広告の運用を行う代理店のことですね。本来なら電話を架けてきた際には、
「Google広告の代理店をしている◯◯◯株式会社と申します」とか
「Googleパートナーをしている◯◯◯株式会社と申します」と名乗って欲しかった。
あたかも「Googleパートナーズ」という、Googleの子会社であるかのような名乗りで営業するのってどうなの?と思ってしまいました。
まとめ
050-3176-2260はGoogle広告の代理店(GooglePartners)からの営業電話。
でも、GooglePartnersは無数にあり、その中のどの会社からの電話かは不明。
もう少し業界のことを勉強してから電話して欲しいな。業界のことを知らないということは、その業界の集客特性についても知らない企業というふうに思われても仕方がないと思います。