雪の多い地方では雪道でスタックしてしまう、ということもあります。そんな「雪道で埋まってしまった時」に使える自動車保険に付いているロードサービスについて調べてみました。
私自身、雪国で生活しており、これはとても重要な点だと感じていますので一つ一つ丁寧に調査していますのでぜひ参考にしてみてください。
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国内大手損保のロードサービスでは使える?
この記事では「国内大手損保」というのは、東京海上日動・損保ジャパン・三井住友海上・あいおいニッセイ同和などのいわゆる昔からある国内損保を指しています。
東京海上日動
まず東京海上日動社のロードサービスについて。
ロードアシスト専用ダイヤル 電話番号0120-560-057(または0120-119-110)24時間受付 通話料無料
「トータルアシスト自動車保険」のWEB約款中、「ロードアシストを提供できない場合等」にはこんな記載があります。
事故や故障でもなく、単に雪道や砂浜、ぬかるみ等でスリップして抜け出せない状態の場合にはロードサービスは利用できない、と明記されています。
損保ジャパン
次に損保ジャパン社のロードサービスについてです。「THE クルマの保険」ロードアシスタンスの補償内容です。
ロードアシスタンス専用デスク 電話番号 0120-365-110(24時間受付 通話料無料)
IP電話など無料通話を利用できない場合:087-883-6363(有料電話)
こちらも「ロードアシスタンスの対象とならない主な場合」として、「雪道、ぬかるみ、砂浜などによるタイヤのスタック(空回り)やスリップなど単に走行が困難な場合」が明記されています。
三井住友海上
そして三井住友海上社のロードサービスについて。「GKクルマの保険」の「ロードサービス」
おクルマQQ隊 0120-096-991 または、事故受付センター 0120-258-365(24時間受付 通話料無料)
三井住友海上社の場合は前出の2社とはちょっと異なるニュアンスです。約款にはこうありました。
「利用対象者が、通行禁止道路・季節的閉鎖道路等の一般車両が通行できない道路や、凍結道路・未除雪道路・海浜・河川敷等の自動車の運行が極めて困難な場所、またはロードサービスの提供が不適切と判断される場所においてご契約のお車を使用している場合」
ということで「雪道でスタックした場合」であっても、除雪してある道路でスタックした場合はロードサービスの対象であると解釈できます(でも実際の運用がどうなのかまではそれぞれの地域で確認の必要あり)。
通販型自動車保険では使える?
セゾン自動車火災保険
通販型の自動車保険です。セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」。2017年頃、私も加入していました。その当時は雪で埋まった場合のリードサービスはOKでした。今はどうなのでしょうか、約款を確認してみました。
事故・ロードアシスタンス受付デスク 0120-00-2446(24時間受付 通話料無料)
セゾン自動車火災保険社のロードサービスは、結論から言いますと「積雪のある路面または凍結路面、ぬかるみ」等でタイヤのスリップ・スタックにより走行不能となった場合は、サービス提供の対象になっています。
ただし、セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」の場合、ロードサービスは特約であらかじめ契約に付帯しておく必要がありますので要注意!
ソニー損保
通販型の自動車保険です。ソニー損保はCMもたくさんやってますのでご存知の方も多いと思います。私自身、この会社で仕事をしていたこともあります。CMではロードサービスの「良さ」がアピールされていますよね。
ロードサービス 0120-101-789(24時間年中無休 通話料無料)
IP電話の方 018-872-0976
外国語対応を希望の方 0120-907-092
公式WEBサイトにはっきり書かれていますね。「夏タイヤでのスタックや自宅駐車場でのスタックは対象外」とありますので、それ以外に関してはサービスの対象となっています。
加入している保険会社で雪道のスタックがサービスの対象になっていない場合
全般的に、国内大手保険会社の自動車保険のロードサービスでは雪道のスタックはサービス対象外ですが、通販型自動車保険のロードサービスでは雪道でのスタックは、一定の条件のもとでは「対象」となっていることが多いように思います。
雪の多い地域に住んでいる方は、冬が来る前に今一度ご自身が加入している自動車保険では雪道で埋まった場合がロードサービスの対象となっているか調べてみることをおすすめします。
そのうえで、もし対象外の自動車保険に加入している方は、JAFに加入するのがオススメ!
クルマの自動車保険に付帯されているロードサービスで十分ではないことが実はとっても多いんです。雪道のスタックがサービス対象外であるかどうかは一例です。
もしJAFに入っていたら、こんなことも可能になります。
- バッテリー上がりの時に、バッテリーが寿命であることがわかったときはバッテリーの購入費が4000円まで払ってもらえます。
- いろんな会員割引がある。例えば、様々な飲食店で飲食代金が5%OFFになったりします。
- 高速道路のSAやPAではコーヒーが50円引きになったり、ラーメンのチャーシューがサービスされたりします。
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