見たことのないフリーダイヤル 0120-231-267から電話がかかってきました。
フリーダイヤルは「どうせ営業電話だろう」と思っているので出ないでいたのですが、毎週のように日曜日になるとかかってきます。
そこで出てみました。
0120-231-267から電話の発信元は!?
ちょっと勇気を出して出てみました。忙しかったこともあり、もしへんなところからの電話番号からだったら「忙しい」と言って断ればいいかなと思って。
すると・・・
AMEX(アメリカン・エクスプレス)の保険営業の電話でした。詳しい話は聞かなかったのでわからないのですが、確か医療保険かがん保険かなんかだったように思います。
そこで思い出したことがあります。
少し前にAMEXビジネスカード(アメリカン・エクスプレスのクレジットカード)を作ったんです。クレジットカードって新しく作るとほぼ確実に何かの保険を営業してきますよね。
クレジットカード会社が勧める保険のメリットは?
私自身、保険会社で働いていたことがあるのでわかるのですが、クレジットカード会社が勧めてくる保険(生命保険・医療保険・がん保険)には実は大きなメリットがあります。
保障内容に関しては普通に加入する場合と同じなのですが、大きなメリットというのは「保険料が安い」という点です。
どういうことかといいますと、クレジットカード会社が勧める生命保険・医療保険・がん保険は「団体契約」という特約が付いているんです。
「特約」と聞くと、何か保障が厚くなるというイメージがありますが、この場合の特約というのはそういうのではなく、あくまでも保険料の支払いに関する特約です。
クレジットカード会社の会員を「一つの団体」とすることで「団体契約」とし、「団体割引」という割引をきかせることができるんです。
割引率は、団体の大きさや保険種目などによって変わってきますが、大きなものですと20%も安くなります。
「団体割引」、よく知られているのは職場(職域)の自動車保険
「団体割引」を適用することで安くなる保険としてよく知られているのは職場(職域)の自動車保険です。
ある程度の大きさの企業や団体になりますと「団体扱」で保険に加入することができます。職場を回ってくる生保レディさんに声をかけられたことがある方も多いのではないでしょうか。アレです。
厳密に言うと、「団体契約」と「団体扱契約」は違うものなのですが、割引をきかせることができる点では似ています。
クレジットカード会社を契約者とする団体契約は入っても大丈夫?
はい、大丈夫です。保険料(掛け金)を安くできるというメリットがあり、保険会社は普通の保険会社だからです(「保険会社がどうか?」については個別に検討なさってくださいね)。
ただ、そのクレジットカードを解約したときに保険料がどうなるのか?を確認しておいたほうがよいと思います。解約しないのであれば、その安い保険料の恩恵をずっと受けることができます。
特に生保の場合、期間が長いので割引額の合計はかなりの金額になります。それだけ得をするということですので。
まとめ
・クレジットカードを新たに作ったら、生命保険営業のフリーダイヤルから電話がかかってくる可能性が高い。
・0120-231-267はAMEX(アメリカン・エクスプレス)の保険営業のフリーダイヤル。