安くて書きやすい万年筆といえばPILOTのカクノがすぐに思い浮かぶという人は多いと思います。
私も普段の書き物には、このPILOTのカクノを使っています。
お値段がなんと言っても安い! そこが魅力の一つでもありますが、それに加えて書きやすいのももちろんポイントが高いですよね。
安くても書きにくかったら使わなくなりますから。
この記事では、その人気のカクノのインク、そしてコンバーターはどれがいいのか、インクの色についてなどをまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
私がコンバーターCON-70を使う理由
PILOT・カクノの本来のコンバーターはCON-40なのですが、私はあえてCON-70を使っています。
その理由は、ズバリ!容量が大きいから。
CON-40の場合、容量は0.4ml。それに対してCON-70は1.1mlなんです。つまりCON-40の3倍近く多いんですよね。
単純計算では、CON-40だと3回のインク補充が必要なのに対して、CON-70は1回で済むということです。
ちなみに購入時に付いているインクカートリッジには何mlのインクが入っているのでしょう?
付属カートリッジインクはすぐになくなってしまうので、最初に付属していたインクがなくなった後は、コンバーター(CON-70)を使ってインクを補充しています。
写真は付属のインクカートリッジとCON-70コンバーターを付けたカクノです。
上がCON-70を付けたカクノで、下が付属インクカートリッジを付けたカクノです。インクの量が全然違いますよね。
ブルーブラックとブラックの色の違い
さて、インクの色ですが、私は好きな色である「ブルーブラック(Blue Black)」です。これが値段も安いし、見た目もきれいなので愛用しています。
こういうかわいい瓶に入っています。容量は70ml。万年筆のインクとして使うならかなりもちます。
参考までに、下の画像は付属のインクカートリッジで書いた文字とブルーブラックで書いた文字です。やはりブルーブラックのほうが「万年筆」!ってカンジでしょ?
いいですよね~、この味のある色。
カクノのペン先 素材は?
カクノのペン先は、PILOT公式サイトによりますと「特殊合金」です。書き心地も1,000円とは思えないほどスラスラヌルヌルです。
私はLAMYのサファリも持っているのですが、サファリのペン先は「鉄」です。そのせいかどうかはわかりませんが、書き味があまり好きではありません。もしかしたらFという細めのペン先のせいかも。
カクノでヌルヌル書けるのはペン先がMです。それより細いFはちょっと私には書き心地が合わないかな? 単に好みの問題かもしれません。
下の画像は、左がLAMY サファリのペン先(F)で、右がPILOT カクノのペン先(M)です。LAMYのペン先(呼び方は「ニブ」)は交換できるそうなので、ちょっと高いけどMに交換しようか検討中。
カクノのペン先にある顔がかわいいですよね~
まとめ
PILOT カクノのコンバーターは、CON-70がオススメ! CON-40に比べて容量が3倍近く多いからです。
インクもコスパが良く色合いも「これぞ万年筆!」という色合いのブルーブラックがいいです(個人の感想です)。