私は今でもスマホとガラホ(Androidをベースとしたガラケー型の電話。見た目は完全にガラケー)の2台持ちです。
ネットなど調べ物やLINE、TwitterやFacebookなどをスマホで行い、ガラホ(ガラケー型Android端末)はもっぱら通話専用、という使い方をしています。
こと通話に関して言うなら、ガラホのほうがやはり使いやすいというのがその理由です。
でも中にはこんな疑問を持つ方もいるようです。
- 「スマホに入れて使っているSIMをガラホに入れて通話できるか?」
- 「かけ放題に対応しているのか?」
これらの疑問に関しては実は私もありました。実際に使ってみてわかったことがありますのでこの記事でまとめてみました。参考にしていただけると幸いです。
ガラホのSIMサイズはスマホのSIMサイズと同じ?
2022年7月1日現在、ほとんどのスマホ、そしてほとんどのガラホ(Androidベースのもの)のSIMは、nanoサイズです。
下の画像のサイズです。右の黒いのはマイクロSDカードです。
nanoSIMのサイズは、12.3mm×8.8mm、厚さ0.67mmです。
キャリアやMVNOからは、契約時にあらかじめ選んだサイズのSIMが送られてくるか、もしくは「マルチカットSIM」という自分で切り取る(昔あった「スポロガム」みたいな)タイプのものです。
で、ほとんどのスマホ・ガラホはすでにnanoサイズのSIMになっています。
私はスマホで使っていたnanoSIMをガラホに入れて通話用として使っていますのでサイズが同じであれば問題ありません。
※キャリアが異なるとバンド問題により電波の届きが悪いなどの問題がありますので注意が必要です。詳しくはこちらの記事を参照してください。
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スマホで使っていたSIMはガラホではかけ放題には対応している?
最近は、オートプレフィックスというシステムが使われていて、スマホに標準搭載されている通話アプリでもかけ放題(完全かけ放題・10分かけ放題・5分かけ放題)に対応しているものが増えてきました。
専用アプリを使わないと通話ができない場合は言うまでもなくアプリを入れられないガラホでは無理ですが、端末に標準搭載されている通話アプリでOKならガラホでもかけ放題が利用できます。
私は実際に、ドコモ・au・ソフトバンクそれぞれの回線を使うオートプレフィックス(またはプレフィックス不要)のMVNOで通話していますが、かけ放題は普通に利用できています。
専用アプリなしでかけ放題が使えるMVNOはどこ?
では、専用アプリを使わずに端末に標準搭載されている通話アプリでかけ放題が利用できるMVNOはどこなのでしょうか?
3大キャリアの直下にあるpovo2.0・UQモバイル・ワイモバイル・LINEMO・ahamoは専用アプリは不要です。
その他のMVNOで専用アプリなしでかけ放題が利用できるのは下記の通りです(2022年7月1日現在)。
- OCN モバイル ONE(ドコモ回線)
- mineo(ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線)
- HISモバイル(ドコモ回線)
- 日本通信(ドコモ回線)
- NUROモバイル(ドコモ回線・ソフトバンク回線)
上記MVNOの中で「中継電話」を使用せず高音質な通話が可能なのはHISモバイルと日本通信の2社のみです。かける相手もドコモ回線で、かつ高音質(VoLTE HD+)での通話を希望ならHISモバイルか日本通信の選択となります。
まとめ
オートプレフィックスで専用アプリなしで「かけ放題」に対応していくという流れになっているので、今後は増えていくと思います。ユーザーからすると選択肢が増えるのは良いことですね。
自分に合ったMVNOを見つけられたらいいですね。