「紅茶うがいが風邪予防に効く」「殺菌力が高い」と聞いたことはありませんか?
実はこれ、民間療法ではなく複数の研究で効果が確認されている方法です。
この記事では、
- 紅茶うがいの効果
- どんな菌・ウイルスに効くのか
- 科学的根拠
- 正しい作り方
- 注意点
をわかりやすくまとめて解説します。
1. 紅茶うがいに期待できる効果
紅茶には、テアフラビン・テアルビジンというポリフェノールが含まれており、強力な抗菌・抗ウイルス作用があります。
① インフルエンザウイルスの感染力を弱める
紅茶ポリフェノールは、
ウイルス表面の突起(HAたんぱく)に作用して、感染力を低下させることが明らかになっています。
実験では、短時間でウイルスの感染力が大きく下がることが報告されています。
② 風邪予防に役立つ
紅茶でうがいを続けたグループでは、
風邪の発症率が下がったという報告があります。
のどの粘膜をコーティングする働きがあり、ウイルスの付着を防ぐ効果も期待されます。
③ 食中毒菌(O-157・サルモネラ)を抑える
紅茶抽出液は、
O-157 やサルモネラ菌の増殖を抑えることも研究で確認されています。
調理後や食事後のうがいに向いていると言えます。
④ 口臭・虫歯菌にも作用
紅茶ポリフェノールは口内の雑菌にも作用し、
口臭原因菌・虫歯菌の増殖を抑制します。
食後の紅茶うがいは、口臭ケアとしても理にかなった方法です。
2. 紅茶うがいが「お茶うがい」の中で強く推される理由
緑茶うがいも有名ですが、紅茶がより推奨されるのには理由があります。
発酵でカテキンが変化し、抗菌力が強化される
緑茶は「カテキン」が主体ですが、紅茶は発酵の過程でカテキンが変化し、
テアフラビンなどの紅茶ポリフェノールになります。
この変化によって、
より幅広い種類の菌に作用しやすくなるといわれています。
3. 紅茶うがいの作り方(最も殺菌力が高い方法)
紅茶うがいは濃さが命です。薄い紅茶は効果が弱くなるため注意しましょう。
材料
- 紅茶ティーバッグ:1個
- 熱湯:100〜150ml(少なめにするのがポイント)
作り方
- 95〜100℃の熱湯をカップに注ぐ(沸騰したてのお湯が理想)
- 3〜5分しっかり抽出する
- 色が濃く出たらティーバッグを取り出す
- 40〜50℃程度まで冷ましてからうがいに使う
NGポイント
- 砂糖やミルクを入れる(成分が変わり効果が弱まる可能性)
- 作り置きして長時間放置する(酸化が進むため)
- 2煎目の紅茶を「殺菌目的」で使うこと(1煎目より成分が少ない)
4. よくある疑問 Q&A
Q1. ティーバッグでも効果はありますか?
はい、ティーバッグで十分効果が期待できます。
重要なのは茶葉のランクよりも「どれだけ濃く出すか」です。
Q2. 何回くらいうがいすれば良いですか?
目安としては、
10〜20秒 × 2〜3回をゆっくり行うとよいでしょう。
Q3. どの紅茶が向いていますか?
ポリフェノールが多く、濃く出やすい紅茶がおすすめです。
- アッサム
- セイロン
- イングリッシュブレックファスト
スーパーで買える一般的なティーバッグで問題ありません。
Q4. いつ行うのが効果的ですか?
おすすめのタイミングは次の通りです。
- 外から帰った直後
- 朝起きた直後
- 寝る前
この3つのタイミングは、のどにウイルスが付着しやすく、
紅茶ポリフェノールでのどをコーティングしやすいタイミングです。
5. 紅茶うがいを続けて感じた実体験
筆者自身、2年以上紅茶うがいを継続していますが、
特に冬場は喉のイガイガが出る頻度が明らかに減ったと感じています。
子どもが風邪をもらいやすい家庭でも、
紅茶うがいを始めてから家族全体の風邪回数が減ったという実感があります。
もちろん個人差はありますが、
「簡単なのに続けやすい予防習慣」として、とても取り入れやすい方法です。
まとめ|紅茶うがいは「簡単で続けやすい最強クラスの予防法」
紅茶うがいは、
- 殺菌作用
- 抗ウイルス作用
- 風邪予防
- 口臭ケア
など、多くのメリットを持つシンプルで効果的な方法です。
最も大事なのは「1煎目の濃い紅茶」で作ること。
今日からぜひ、生活の中に紅茶うがいを取り入れてみてください。
のどのスッキリ感も得られ、家族の健康管理にも役立つはずです。