【体験記】PCR検査を受けました。発熱外来の予約方法は？PCR検査はどうやるの？結果がわかるのはいつ？

先日、37.8の発熱がありました。今どきは発熱すると仕事ができなくなってしまいます。このところずっと、面談はできるだけテレビ電話（ZOOMがメイン）で行なってきましたし、手の消毒もかなりしっかりしていたほうだと思います。もちろん外出時には必ずマスクはきちんとしていました。

ところがどうも体調が悪いんです。

「これは絶対に熱がある」と思い、測ってみました。

案の定、ありました。

救急安心センター事業（#7119）への電話

そこですぐに救急安心センター事業（#7119）に電話をしました。

ちなみにこの「救急安心センター事業」というのは、消防庁の相談窓口のことです。救急車を呼ぶべきかどうか迷ったとき、119に電話する前に「救急安心センター事業（#7119）」に相談することで、119で救急車を呼んだほうがいいかどうかを教えてくれるというものです。

私の場合、症状は発熱だけだったので特に緊急性があるわけでもありません。聞かれたことは次のこと。

・・・等々。

どれにも該当しません。

その場合、すぐにPCR検査をさせてくれるのではなく、まずは「発熱外来」に行ってみるようにと言われました。そして最寄りの発熱外来がどこなのかを教えてくれるのですが、そのために自分の住所を伝える必要があります。

いくつか病院を教えてくれました。そして電話をしたときにこう言うようにと言われました。

「コロナの可能性は高くないが、症状があるので発熱外来を案内されました」

さらに言われたことは、

「発熱外来には朝一番に電話しないと混み合っていて予約が取れないかもしれません」

ということ。内心、「そんなに多いのか！」と思いました。

残念ながら、私の家の近くには日曜日に診察をしている病院はなかったので、月曜日の朝一番に教えてもらった最寄りの病院の一つに電話をしてみました。

すぐに電話が繋がりました。現在の症状や救急安心センター事業（#7119）から伝えるようにと言われたことを話し、なんとか夕方には予約が取れて、診てもらえることに。

その際、病院の電話に出た方からは「PCR検査を行う場合がありますので予約時間の30分前には飲み物を含め口には何も入れないでください。飴やガムなども」と言われました。

イメージ的には、「発熱外来はすぐに予約でいっぱいになる」と言われていたこともあり、とても混雑しており逆にそこでコロナに感染してしまうのでは？と心配だったのですが、そうではなかったです。

その時間帯に行ってインターホンで「予約していた麻希です」と伝えると、「ちょっと待ってください」との返事が。まもなくテレビでよく見るような完全武装の看護師さんが姿を現しました。そして私を裏口に案内しました。

裏口から、診察室ではない別の部屋？に通され、そこでしばし待機。気になっていた混雑加減ですが、私以外誰もおらず一人だけ。

なるほどこれは安全！

そして、まずは体温の測定をさせられます。同時に飽和酸素濃度（SPO2）の測定も。酸素のほうは96%でしたからまったく問題なし。体温は・・・36.8℃、私にとっては微熱です。看護師さんに普段の平熱を伝えると「ちょっと高いですね」と。

そして、「症状があるのでPCR検査を行います」と言ってくださいました。これで一安心です。検査をしてくれないと自主待機を強いられ、その期間中は仕事も買い物もできません。

PCR検査は、唾（ツバ）を5cc、つまり小さじ1杯ほど、試験管のような容器に溜めていきます。

事前に水を飲まなかったせいか唾が全然出てくれません。頭の中で梅干しやレモンなどの酸っぱい物をいろいろと思い浮かべるのですが、なかなか出ませんね。これが結構たいへんでした。

それでも15分くらいかけてなんとか唾を絞り出しました。結局3～4ccしか出なかったのですが、良しとしてくれました。

PCR検査が終わったら、今度はドクターが完全武装で診察をしてくれました。口の中を診てくれました。風邪の可能性もあるということなのでしょうか？　そうだったらよいのですが。

そしてPCR検査の結果は翌日になることを伝えられ、再度裏口から失礼しました。

翌日の午前中。

病院から電話がありました。「陰性でした」との極めて事務的な内容。そりゃそうです。でもこれで一安心！（ただ、風邪のような症状はなくなりません）

発熱外来は症状があればPCR検査をしてくれるということなのでしょうか。私の場合はそう言われました。でもどこの発熱外来でもそうなのかはわかりません。

発熱した（熱が出た）場合はまずは#7119の救急安心センターに電話してみると、最寄りの発熱外来を教えてくれます。

発熱外来には朝一番で電話をしましょう。