型式別料率クラスを見て保険料を節約?!

自動車保険の値上がり要因にはいろいろなものがあります。その中から一つを取り上げてみました。

型式別料率クラス

型式別料率クラスとは、車の型式ごとの事故の実績をカウントし、それを保険料に反映させるという仕組みのために車をグループ化したもののことです。

それは次の4つの項目に分けられています。





1.対人賠償
2.対物賠償
3.傷害(人身傷害・搭乗者傷害)
4.車両保険

それぞれの項目は、車の型式(かたしき)ごとに、1〜9まで9段階に分けられています。数字が大きいほうが保険料が高くなります。数字が大きいということは、保険金支払いの実績が多かったということです。逆に数字が小さいのは、保険金支払いの実績が少なかったということになります。

型式別料率クラスは誰が決めているのか?

これは保険会社が単独で決めているのではありません。ですから、自分の自動車保険の保険料が値上がりした原因が型式別料率クラスだった場合、保険会社の人(あるいは代理店)に文句を言っても意味がありません。

型式別料率クラスを決めているのは、「損害保険料率算出機構」という国の組織です。ほとんどの保険会社はこの損害保険料率算出機構が決めている型式別料率クラスを採用しています。それがもっとも合理的だからでしょう。

この型式別料率クラスは年に一度見直しされています。なので、今年は料率クラスが上がったので保険料もあがったけど、来年は下がる・・・ということもないわけではありません。

たいていの方は、車を買う時に型式別料率クラスのことまで考えて車を選ぶということはないので、新しい車を買って、車両入替手続きをしたときに保険料が大幅に上がってビックリした!ということもよく聞く話です。

型式別料率クラスがあるのはどんな車?

型式別料率クラスがあるのは、自家用普通乗用車と自家用小型乗用車です。3ナンバーと5ナンバーの車といえばわかりやすいかもしれません。軽自動車には型式別料率クラスはありません。

どんな車が型式別料率クラスが高いのか?

一言でいうと、スポーツカーは比較的高めです。逆にコンパクトカーは低め、つまり保険料も安い場合が多いです。

まとめ

型式別料率クラスによって、車の保険料が決まっているということはおわかりいただけたと思います。とはいえ、自分が事故を起こしているわけではないのに保険料があがってしまうというのはちょっと納得がいかないかもしれませんね。

でも、「保険」というのはもともとが「相互扶助(そうごふじょ)」の制度として作られたもの。逆に、自分が事故を起こしたときの支払いには、他の事故を起こしていない人の保険料が役に立っているのだと考えて気持ちを収めるしかないようです。

また、もし車を買い換えることがあるなら、型式別料率クラスを調べて、保険料が安い車を購入するというのも一つの方法かもしれません。