団体扱自動車保険のメリット・デメリット

「団体扱(だんたいあつかい)自動車保険ってなんですか?」と、聞かれることがあります。簡単に言うと、会社の社員などを対象にして募集している自動車保険のことです。

団体扱自動車保険のメリットは?

一番のメリットは保険料が安くなる場合があるということです。たとえば、その会社が大きな会社だった場合、その団体扱自動車保険には「大口団体割引(おおぐちだんたいわりびき)」という割引が適用されます。




大口団体割引率は、年に一度見直しされます。ある年は25%割引、次の年は20%割引・・・というような具合です。この大口団体割引率が大きい企業(団体)では、35%割引や40%割引というケースもあるので、通販やインターネットで加入できる自動車保険よりも安くなる場合ももちろんあります。

また、大口団体割引を適用できない比較的小さな団体(企業)でも、保険料のメリットがあります。通常、月払分割で支払うことにした場合、年間保険料(一括払保険料)に5%を上乗せして、それを12で割ります。

例を上げてみます。

一括払保険料が仮に100,000円だとした場合、それを12回分割で払いたいという場合、団体扱ではなく一般の自動車保険ですと、100,000円+5,000円(分割割増保険料5%)÷12=8,750円ですが、団体扱自動車保険は分割割増保険料がないので100,000円÷12=8,330円となります。月に420円も安くなるんですね。

また、企業(団体)によっては保険料の支払方法が、給与引去(きゅうよひきさり)、つまりお給料から天引きされるようにできるところもあるので、便利ですね。口座の残高を気にしなくてもよいというのも大きなメリットです。

団体扱自動車保険のデメリットは?

とはいえ、デメリットもあります。

団体扱自動車保険の場合、車を主に運転する人(記名被保険者:きめいひほけんしゃ)と、車の所有者(所有権留保が付いている車両の場合は「使用者」)が下記の人じゃないとダメなんです。

・契約者本人
・契約者の配偶者
・契約者の同居親族
・契約者の別居の扶養親族

上記の範囲から外れると団体扱自動車保険には加入できなくなるので、ちょっと面倒です。

そして、契約者となれるのは、あくまでもその企業に勤めている人(退職者も含まれる企業・団体もある)です。保険契約の手続きは契約者本人としかできませんから、たとえば、別居の扶養の子ども(大学生など)のために親が保険を掛けてあげている場合、手続きも親がすることになるので、それが面倒だと感じることもあるかもしれませんね。

インターネットで加入できる通販型とどちらが安いか?

これは計算してみないとわかりません。大口団体割引率がさほど大きくない企業・団体の場合ですと、通販型のほうが安くなる傾向があるようです。

通販型は一括で見積もりも出してもらえるようですので、一度見積もり依頼を出してみてはいかがでしょうか。

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